帝国の黄昏 2012 2 26

 どのような大帝国も、内側から滅びていく。
アメリカの移民というと、
古くは、歴史の教科書にあるように、
理想に燃え、自由を求めて、
ヨーロッパから大西洋を越えてやってきた人たちでしょう。
 次に、やってきたのが、
アメリカで、一儲けしようと、
あるいは一攫千金を夢見てやってきた人たちでしょう。
 しかし、日高義樹氏によると、
今、やってくる移民は、全く違っているという。
「帝国の終焉」という本から引用すると、以下のとおりです。
 アメリカには、今も、移民が続々とやってくる。
その人々が、アメリカ人になるのは、きわめてたやすい。
アメリカについて少々勉強し、簡単なテストを受けて合格し、
アメリカの国旗の前で宣誓をすれば、アメリカ人になれる。
 アメリカ人になれば、すぐに選挙の投票権をもらえるだけでなく、
政府から様々な援助を受けることができる。
生活保護も食料品のクーポンももらえる。
 「アメリカへ行って、アメリカ人になれば、
その日からアメリカ政府が食べさせてくれる」
 こう考えて、メキシコや中南米、アフリカ、
そして冷戦後の東欧諸国から、移民が押しかけた。
 アメリカ政府に食べさせてもらおうとやってきて、
働かないまま生活保護を受けるアメリカ人が増えた結果、
いまやアメリカ国民の45%が、1セントの税金も払わないまま、
政府の援助を受けて生活している。
 つまり、45%のアメリカ人は仕事もせず、税金も納めず、
アメリカ政府に食べさせてもらっているのである。
(以上、引用)
 アメリカは、社会主義国になってしまったかもしれません。
まだ中国の方が、資本主義国らしいと思います。
 神は、自らを助ける者を助ける。
(God helps those who help themselves.)







































































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